用語の正式名称、俗称

正式名称:ベロシティー

俗称:ベロシティー

関連用語

ストーリーポイント

用語の意味

そのスプリントで完了したタスクのストーリーポイントの合計値。

用語の汎用例

「ベロシティーがここ3スプリントで見ると、上がってますね」

「ここ最近の平均ベロシティーが24なので、次回のスプリント計画は、チーム全体で24ストーリーポイント以内に収まるようにしましょう!」

よくある勘違い / やってはいけないこと

①直近のスプリントのベロシティーだけで判断する

ベロシティは、「稼働日」「チームメンバーの出勤率」「見積もりの甘さ」など外的影響を受けます。そのため、直近のスプリントだけで判断してしまうと、直近よりも進捗が悪いように見えてしまったり、あるいは、スプリントゴールが達成できないなどの同じ失敗を繰り返す可能性が出てきます。

→ベロシティーは、過去複数回のスプリントの平均値を評価することをお勧めします。

→Agile Effectでは、過去10スプリントの平均値が表示されますので、ご活用ください。

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②ベロシティー上昇が目的化する

ベロシティを向上させること自体は悪いことではありません。

ベロシティー上昇が目的化されてしまうと、ストーリーポイントを多く見積って見せかけの成果を作り始めたり、残業が増えたり、チームメンバーに過度なプレッシャーをかけたりなどチーム間の関係が悪化し、かえって生産性が下がってしまう可能性があります。