概要

Agile Effectは、ベロシティーの可視化機能を提供します。

今回のベロシティーに加え、平均値※が表示されます。

※今回のスプリントを除く、過去10回分のスプリントのベロシティーから平均値を算出

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グラフの見方

スプリントが完了したタイミングで確認します。

縦軸が「ストーリーポイント」、横軸に「イテレーション」を割り当てることで、過去のスプリントにおけるベロシティーと比較することができます。

直近だけではなく、過去複数回のイテレーションと比較し、数値が安定しているかを評価することが最も重要です。

ベロシティーを振り返る際の観点、よくある勘違いを下記リンクにまとめております。

ベロシティー

活用事例

① ベロシティーの数値が安定しているかどうかを過去スプリントと見比べて振り返る

ベロシティの数値が安定してくると、平均ベロシティーを基準として無理のないスプリント計画を立てることができます。また、特定のプロセスの変更によって生じた数値の変化を振り返ることで、プロセスを最適化する方向性を見つけることもできるようになります。

② ①が達成できている前提で、ベロシティーの数値が向上しているかどうかを振り返る

ベロシティーが安定している状態で、数値に上昇傾向がある場合は、開発チームが成長している根拠になります

開発完了の時期推測ができる

ベロシティーが安定している状態で、プロジェクト完了までに必要なストーリーポイントが100で、開発チームのベロシティを20とした場合、5回のスプリントが必要になることがわかります。

1スプリントが1週間であれば、5週間で開発完了の見込みという数値的根拠を出せます。